いよいよの…
昨年の4月に初発の若年性白内障と診断され、小諸の『長野どうぶつ眼科センター』に定期通院しているカムイ。
こちらは『さくら動物病院』に併設されています。
再生医療も行っている国内でも指折りの先進技術を持った動物病院。
都内から通院されている方も多くいらっしゃいます。
犬の白内障も人間のそれと同じ。
目の中でレンズの役割をしている水晶体が変質し白く濁る病気。
進行すると光は感じることができても視界を失います。
しかし本当に怖いのはここから…
痛みを伴うブドウ膜炎を発症し、さらに悪化すると緑内障となり激しい痛みとともに失明してしまいます。
手術を行い、白く濁った水晶体を粉砕しレンズを挿入すれば視界も元に戻り、ブドウ膜炎や緑内障になるリスクを低減できます。
毎日欠かすことなく目の確認をしていましたが、4月下旬に急に進行し右目が白くなりました(+_+)
5月の診察で先生と話し合い、どうしても手術したい意向を伝える。
しかし犬の白内障手術にはクリアしなければならない3点の課題があります。
①病院の協力
術後30分おきに点眼や眼圧のチェックなど付きっ切りの看護が必要
②犬の協力
看護師などが行う処置に大人しくしていられる必要
③飼い主の協力
手術が成功しても生涯点眼を続けなければいけない
うーん、②がキビシイかな…>_<…
北海道犬にしては攻撃性も低く大人しいカムイですが、誰でも触れるわけではなく、点眼なんて絶対ムリ。。。
そこで状況によっては私が病院へ泊り込み看護を行うことで決まりましたd(^_^o)
病院側も中型犬、しかも和犬への白内障オペは初めてで、眼内レンズ挿入術※も一例目と、互いにチャレンジングな手術に。
※こちらではレンズではなく生理食塩水??の注入で行っていたようです
いよいよ手術前日。
前日から瞳孔を開く目薬を点眼し手術に備えます。
瞳が開くから眩しくなるのかなぁ、と心配している私をよそにカムイ大喜び♪
3日間出張で留守にしていたこともあり傍にいるのが嬉しい様子(*^^*)
当日は8時に病院へ。
車から降りるなりとびきりの笑顔を振りまくカムイ♪
これから術前の最終検査として網膜電図検査(ERG検査)を行います。
強い光を網膜に当て反応をみることにより、手術を行って視力が回復するかどうか、指針となる検査といえます。
…結果が出るまでドキドキ最高潮((+_+))
運命の判定は………微妙(・.・;)
数値は反応あるがオペする右目と健康な左目で差があると示していた。
見えるようになるかもしれないし、ならないかもしれない。。。
でもたとえ見えないとしても緑内障のリスクを可能な限り下げたいので予定通り手術をお願いすることに。
近くのファミレスで待機し連絡を待つことに。
病院を出てから2時間ほどで手術成功を告げる連絡が入り、ひとまず一安心。
しかしオペ後の5時間は特に予断を許さない時間帯らしいのでまだまだ気は抜けない。
即病院へ戻りカムイの看護。
麻酔から目覚めきっていないカムイは朦朧としながらも看護師を牽制している様子。
「こりゃ泊まり込み決定だな」と覚悟していると足元で尻尾を振っていて心を打たれました。
カワイイ奴め♡
30分おき5時間きっちり点眼と眼圧測定を行い、経過良好とのことで異例の帰宅OK!!
これから1時間おきに同様の作業を行います。
寝ずの番となりますが愛するカムイのためなので全然OK☆
眼圧測定はペット専用の測定器を使用します。
嫌がりますが大事な検査なのでしっかり測定。
今回の経験ですっかり眼圧検査に慣れた私。
今後も定期的に測定は必要だし病院だと検査1回3,000円するのでいっそのこと買ってしまおうかと思い調べました!!
なんとこの機械は600,000円もするらしい(@_@;)
検査料3,000円も納得です。
4連休を取っていたのでカムイの看護に全力で集中p(・∩・)q
その甲斐もあってか順調に回復を続けております♪
リビングでのゴロゴロ遊びや
雑魚寝にもすっかり慣れました(笑)
そんなこんなで怒涛の10日間が過ぎ経とうとしています。
通常エリザベスカラーは2週間で外せるようですがカムイは1ヶ月着用することに…
大切なカムイのために、そして貴重な一例目をなんとしても成功させたいので、気を抜かずカムイと共に頑張って参りますp(^_^)q
そして、これまで白内障手術を諦めていた和犬、大型のワンちゃんや飼い主さんの希望の光になれれば幸いです☆彡
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カムイ手術お疲れ様でした。朦朧としながらも牽制するところは流石!です。暫く看病大変ですが快方に向かいますように。
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>kuroさん
ありがとうございます(^^)
まだ麻酔で立ち上がることもできないのに牽制しているところは驚きましたが、そんな状態でも尻尾を振って迎えてくれた姿には感動すら覚えました☆
カラーもすんなり受け入れてくれてますが、やはり可哀そうなので早く自由に遊ばせたいです(^_^)
もうひと頑張りしますp(^_^)q
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カムイ君、手術がんばったね。無事に回復しているようで安心しました。
重大決心でしたね
術後のケアもマスターされ、おうちで穏やかに過ごせているカムイ君。
カムイ君ほんと幸せですね。
スギさん・奥様の献身的な看病で、カムイにいちゃんが
再び自然豊かな風景
そして、お二人のお顔が前よりもみえるようになりますように。
心から祈っています。
体力のあるスギさんだとは思いますが、お疲れと思います。
おいしいもの食べて、乗り切って下さいね。
お身体に気を付けて。
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>華と市のかあちゃん
ありがとうございます\(^o^)/
ほんとカムイは駄々もこねず頑張っております(^^)d
協力的で助かっています♪
…誰でも触れればなおいいのですが(^_^ゞ
術後のことやリスク、もちろん費用も含め重大決心ですが
緑内障リスクを大幅に下げれるので迷わず決断しました。
月末までカラー生活ですが元気一杯なので
早々に元気に遊ぶ姿を披露できると思います☆
また皆様とお会いできることを家族共々
楽しみにしております(*^^*)
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経過も良好とのことでまずはホッとしましたね。
先々のことを考えての決断だったでしょうが、敬服します。
犬の白内障の手術は出来ない・・・と言われていたのに、獣医学の進歩も目覚ましいものがあるのですね。
昔飼っていた「早太郎」が晩年白内障でした。
もう20年以上も前ですけどね。晩年でも可哀そうでしたが「若年性白内障」ならなおさら可哀そうで何とかしてあげたいですよね。
カムイ君が一日も早く元気で走り回れますように!
秋の林檎狩りには参加できるといいですね。
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>フーカママさん
ありがとうございます♪
通常よりかなり順調にコントロールできているようです(o^^o)
早太郎ちゃんも白内障を患ったのですねw(゚△゚)w
北海道犬は統計データが少ないですが柴犬や秋田犬も年を重ねるとかなり多いようです。。。
直接命に関わらないし、人より鼻が利くからと言っても、やはり可哀そうで何とかしてあげたいのが親心ですよね(´v_v`)
今なら条件が揃えばできたので残念でしたね。
これからも獣医学の進歩に期待しましょう。
…STAP細胞が実現すればなぁ(¬_¬)
今は看護もだいぶ楽になってきたので最後まで気を抜かず頑張りますp(^_^)q
秋の林檎狩りでは元気に再会できることでしょう☆彡
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久し振りにのぞいてびっくりしました。
元気に回復すると良いですね。
さすがに自分はそこまでしない・出来ないと思います。
子犬の時に怪我で片眼が見えなくなったのがいます。一月近く日に何回か点眼をやりましたが、それだけでも大変だった思いがあります。
本人は片眼でも元気に走り回っています。7頭いる中で一番人なつこいです。
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>栃木のリキさん
こんにちは!!
ありがとうございます♪
順調に回復しております!(^^)!
点眼は...なんだかすっかり慣れてしまいました(^_^;)
リキさんも経験されてるのですね。
確かに大変ですよね。。。
片目のワンコも元気に走り回っているとのことで良かったです☆
4月に黒目がまっしろになった後しばらくは生活し辛そうでしたが
すぐ慣れているようでした。
健康な片目もいつ発症するか分からないので手術を決断しましたが、
タイミング悪くもう片方の目も少し白くなり始めました((+_+))
一緒に手術してしまいたかったですが、こればかりは仕方ないので
もしまた手術となったらまた頑張りたいと思います。
看護に関しては覚悟していたよりずっとラクでしたし(^_^)v
...ただ費用がなかなか(*_*;