古の道を辿って


かつて上高地へのメインアクセスルートとして使われていた徳本峠越えで上高地トレッキングしてきました(^^)目的地は徳沢園キャンプ場。
ちなみに「徳本」と書いて「とくごう」と読みますd(^_^o)
明治時代に日本各地の名峰に登りその素晴らしさを著書『日本アルプスの登山と探検』で世界に広めたイギリス人宣教師ウォルター・ウェストンも通った古のルートです。


行程の半分以上が渓流沿いの登山道歩きとなります。
何度も何度も足を止め
「あ~、竿持ってこればよかった。。。」
と悔いたものです(T_T)
釣り人泣かせのルートですね(笑)
初日の総歩行距離は30kmを超えるので長丁場となりますが、史跡として昔使われていた“炭焼きがま”等も見ることができ飽きが全く来ない素晴らしきルート☆


道標が何箇所も設置されていて目安になり助かりますが


「あと何キロなんだっ」
とツッコミたくなる道標も(笑)
独り歩きの時はこういった些細な事もやけに面白く感じます(^_^)
お昼休憩は岩魚止小屋という不定期営業の山小屋(?)前で

コンビニサンドイッチ~♪

川のせせらぎを聞きながら美味しくいただきました(o^^o)
この山小屋の笑いポイントは何と言っても
「えっまだ営業に使えるの?」
っていうあまりに古い佇まいと

絶対に水の出ない蛇口でした(*^^*)
もちろん一応ひねってみましたよ(^_^)v
この先は橋も華奢になり

登山道も荒れがちでしたが冒険感満載で楽しかったです☆
徳本峠の頂上には山小屋がありその手前は急登が続きますがここで恵みの雨に降られました。

森は靄に包まれ木々のいい香りが立ち込めます。
降雨によってレインウェアを着なければなりませんが気温がググっと下がったので涼しく快適~♪
徳本峠を登り切り

今度は反対側を明神方面へ下ってまいります。
せっかく登った分をグングン下ります(笑)
途中の道標を見ると

ずいぶんと歩いたなぁ~と客観的に感じました。
日常生活でこんなに歩くことなんてありませんもんね(^.^)
明神~徳沢間は綺麗な水辺の景色を楽しむことができ最高です☆


出発から8時間半で目的地の徳沢園キャンプ場に到着。
早々に受付を済ませテント設営。

そして徳沢園の代名詞と言っても過言ではない(⁇)ソフトクリームをいただきました。

徳沢園のレストハウスは雰囲気抜群☆


お風呂はお隣の山小屋“徳沢ロッジ”で入ることができます。

完璧すぎる素晴らしきルート(*^^*)
夕飯をテントで食べ

18時前には就寝~(z_z)

翌日は往路を戻る予定でしたが徳本峠への登り返し段階で前日チョロ沢だったところが

こんな感じで暴れていました∑(゚Д゚)
ルート上には何度か川を歩いて渡る箇所がありますが下山タイムと予想積算降雨量から徒渉困難と判断せざるおえず、仕方なしに上高地バスターミナルからバス下山することに。
明神周辺を観光客に混じって観光し帰路に着きました。
安曇野でお気に入りの定食屋“須砂渡食堂”に立ち寄って今回の山旅終了~(^-^)/

もともと雨降り予定でしたが予想通り上高地は雨でも美しく、また徳本峠越えルートの素晴らしさに触れるgoodなトレッキングとなり大満足でした☆
毎年行きたいルートだなぁ( ´ ▽ ` )
そして日本にまだ“楽しみとしての登山”という概念がなかった時代に登山の楽しみを日本人に紹介したウォルター・ウェストン、リスペクトします(^o^)/

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