上高地散策
福岡から来客がありリクエストに応え上高地散策してきました(^_^)v
環境保全のためマイカー規制されている上高地への一般的なアクセスルートは玄関口となる沢渡(さわんど)から先、バスorタクシーとなります。
今回はタクシー♪
3人いればバスとほぼ同額です(*^^*)
冬に必死で歩いた急勾配の釜トンネルも車ならあっという間でした(^_-)
釜トンネルを抜けものの数分で朝靄のかかる大正池に到着
幻想的な美しさで「いつまでもここに佇んでいたい」とさえ感じます。
振り返ると大正池の生みの親、ひいては上高地の生みの親でもある活火山“焼岳”
この焼岳の大正時代の噴火による多量の土砂が梓川を堰き止め大正池が作られました。
大正時代の大正池は今の10倍ほど大きかったと云われていますが、上流から流れてくる土砂などの堆積によって徐々に小さくなっており、いつかは消滅し元来の川の姿に戻るでしょう。
上高地というのは標高3000m級の山々が連なる北アルプスの中腹標高1500mに位置し、大正池から横尾まで梓川に沿って続く長さ10km幅1kmの平地を指します。
日本の標高ランクTOP10のうち、5つの山を有するこのエリアの山中にして何でこんな平地があるのかというと、これも焼岳の噴火が関係しているんですねぇ。
元々はV字の谷だった上高地ですが、繰り返される焼岳の噴火により梓川が度々堰き止められ大正池のような池が何度も出現してきました。
先述のとおり、これらの池は時間が経つと上流からの堆積物でしだいに埋まり川に戻ります。
このサイクルが続くことにより日本でもっとも険しい山脈内に10㎞にも及ぶ平地が形成されたのです。
現在の堆積物ですが高さ240mに及ぶらしいです∑(゚Д゚)
六本木ヒルズ1本分!(◎_◎;)
大正池からタクシーで5分も進むと上高地バスターミナルがありこちらでタクシー下車。
木々から発される森の香りに癒されながら5分も歩けば上高地中で一番のメジャースポット“河童橋”
河童橋から望む穂高連峰は最高ですね♪
雨予報が午後にずれ込んだお陰で穂高連峰を望むことができ本当に良かった(^^)
そうそう、これから上高地に行く方にオススメなのが河童橋すぐ近くの清水橋です☆
梓川の支流“清水川”に架かる5mほどの橋ですが、水がとにかく綺麗!!
水源が湧き水なので濁ることもなく、水温は驚異の6.5度!!
ちなみに健康ランドとかの水風呂は16度~18度くらいではないでしょうか。
とても冷たくとっても美味しいお水です(^_−)−☆
川の水はちょっと…という方、付近のほとんどの施設がこの水を飲み水として利用しているので、施設で水を飲むのと一緒ですよ(^.^)
今回はスケジュールの都合で1時間程度の滞在でしたが、それでも上高地の自然美を存分に味わうことができました。
ライトに行ってもヘビーに行ってもその圧倒的自然美を味わえる、これは上高地ならではの懐の深さではないでしょうか☆彡